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Jリーグ 観客動員制限緩和見送り「8月10日まで慎重に」で一致

[ 2020年7月21日 05:30 ]

オンラインで記者会見するJリーグの村井満チェアマン
Photo By 共同

 Jリーグは20日、8月1日から予定していた「観客動員の収容50%まで制限緩和」を見送り、現行の「5000人以下か収容50%以下の少ない方を上限」とする制限付き動員を同10日まで延長することを決めた。臨時実行委員会が開かれ、全会一致で合意した。

 アルコール飲料の販売、3%まで認められる予定のアウェー席設置も見送る。この日、村井チェアマンは専門家とも意見交換。まだ新たな政府見解の発表前だが、新型コロナの再拡大は予断を許さない状況で、各実行委員とも「8月10日のタイミングまで慎重にということで異論はなかった」と明かした。

 8月11日以後については27日、NPBとの対策連絡会議を経て同日の実行委員会で協議する。あす22日には政府の新型コロナ対策分科会も開かれ、政府見解も判断材料とする。まずは安全かつ継続的な試合開催を優先。当面、制限緩和には厳しい状況が続きそうだが、入場券販売なども考慮し2週間単位で判断していく方針という。

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2020年7月21日のニュース