×

札幌 在宅勤務のクラブスタッフが新型コロナ感染、選手らとの接触なし

[ 2020年7月21日 15:35 ]

 札幌は21日、クラブスタッフ1人が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。今月14日に発熱、悪寒、倦(けん)怠感を訴え、19日にPCR検査を受け、20日に陽性判定された。

 クラブ発表によると、このスタッフは4月中旬から原則在宅勤務をしておりクラブ事務所、クラブハウスの利用はなかった。また、トップチーム選手、スタッフは千葉県内でキャンプ中だったため、接触はなく、行動履歴等から濃厚接触者は限定できており、クラブスタッフの濃厚接触者は打ち合わせに参加した1人(現在は自宅待機中で無症状。保健所の指示に従い、近くPCR検査を実施)となっている。

 本人は回復傾向にあるが21日から札幌市内の病院に入院予定。このほかのクラブスタッフ、およびアカデミー・スクールコーチで新型コロナウイルスや風邪の症状等を呈している者はいない。

 クラブとしては、これまで取り組んできた感染対策について、選手、スタッフ、関係者全員に再度周知、徹底を図るとし、保健所との連携等、疫学調査にも全面的に協力する。22日のFC東京とのホーム開幕戦開催に従事するスタッフの健康管理・確認は万全を期しており、安心、安全なスタジアム環境を整えている。

続きを表示

2020年7月21日のニュース