ドルトムントのドイツ代表MFゲッツェ　ACミランのオファー受諾、スペイン専門誌報じる

　スペインのサッカー専門誌「ドンバロン」は、ドルトムントのドイツ代表MFマリオ・ゲッツェ（28）が、ACミランからのオファーを受諾したと報じた。同誌によれば、ACミランのオファーは年俸450万ユーロ（約5億4000万円）の3年契約という。

　ゲッツェはドルトムントとの契約が今季限りで満了。ドルトムントはゲッツェと契約を更新しない方針で、今季限りの退団が決定的な状況。契約満了のため移籍金は発生せず、イタリアの地元メディアによればかつてBミュンヘンでも活躍したMFにはACミラン他、ラツィオ、フランスのニースなども獲得に乗り出しているという。

　ACミランは来季に向け、ドイツ1部ライプチヒ前監督のラルフ・ラングニック氏（61）の招へいに動いている報じられている。ゲッツェ獲得も、その同胞ドイツ人指揮官のリクエストだったという。

　ただ、財政難が報じられるACミランは大幅な人件費削減を掲げており、ドルトムントで年俸700万ユーロ（約8億4000万円）を稼ぐゲッツェとはいえ、今回の巨額オファーでのACミラン決定報道には、どうやら懐疑的な見方もあるようだ。