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ベトナムリーグが再開 コロナ感染抑制で観戦も許可、3000人集まる試合も

[ 2020年6月6日 17:15 ]

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月から中断していたベトナムのVリーグが6日に再開した。

 既に再開している韓国Kリーグ、ドイツ・リーグ(ブンデスリーガ)などは無観客で行われているが、Vリーグはファンの観戦が許可され、初日に行われた3試合のうちテーコン―ナムディン戦は3000人以上の観客を集めた。

 観客ありの開催が可能となった理由は、徹底した検査や隔離措置、入国制限などで新型コロナウイルスの感染を抑えられていること。ベトナム全体で感染者はわずか328人で、死者は1人も出ていない。

 入場ゲートでは体温チェック、手の消毒が行われ、収容人数は定員の半分に制限れるなどの対策は行われたが、ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)の規制はなくメインスタンドはファンでぎっしり。義務化されていないためマスクを着用した人は少なかった。

 ホーチミン・シティーを率いる韓国出身の鄭海成監督は「ファンの前でプレーできてうれしい。観客の存在がサッカーを特別なものにしてくれる」と語った。

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2020年6月6日のニュース