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J1広島 「思いを直接」病院へエール!サイン入りユニなど寄贈

[ 2020年5月14日 05:30 ]

広島大学病院を訪問し、病棟に向かって手を振る広島の選手ら
Photo By 共同

 広島の城福浩監督と主力5選手が13日、市内の広島大学病院を訪問。新型コロナウイルスの感染拡大で危険な業務の続く医療従事者や入院患者らを激励し、段ボール2箱分のマスクとサイン入りユニホームなどを寄贈した。

 感染症予防のため、6人はマスク姿。病院前の広場、屋上から、病棟に向けて手を振り続けた。「我々の思いを直接、伝えられて良かった」と指揮官。活動再開のメドは立たなくても、感謝の思いを伝えたい一心のアクションだった。

 「コロナ禍」の影響で、東京五輪も1年延期。守護神として選出が有力なGK大迫は、自粛期間を無為には過ごしていない。「再開した時にしっかり動けるように、家でやれることをやっている」。今年から寮を出て1人暮らしをスタート。初めて自炊に取り組む一方、新天地の周辺を散歩して、リラックスに努める。「(五輪が)1年延びたから、自分もチームも、見直す、いい機会になった」。ピッチで培った冷静な判断力は、非常時でも変わらない。

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