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鹿島 16日にライブ配信イベント、クラブ初の投げ銭企画 現役選手、OBが登場

[ 2020年5月14日 17:43 ]

1993年のJリーグ開幕戦でハットトリックを達成したジーコ(上)はアルシンドと抱き合って喜ぶ
Photo By スポニチ

 鹿島は14日、現役選手、OBを交えたライブ配信イベント「鹿ライブ」を16日に開催し、そのイベント内でクラブ初の投げ銭企画を実施すると発表した。

 「鹿ライブ」は16日にJリーグ公式YouTubeおよびNHK―BS1で配信・放送予定の過去の試合映像に合わせ、スポーツエンターテインメントアプリ「Player!」上で、試合に出場していたクラブOBや現役選手が当時のエピソードを披露しながら視聴者と試合観戦を楽しむというもの。視聴者はアプリ上で投げ銭を行い、クラブを直接支援することができる。支援者全員に、ジーコ・テクニカルディレクター、小笠原満男テクニカルアドバイザーのデジタルサイン入り限定フォトがプレゼントされる(ダウンロード形式)。また、抽選で5人にサイン入りレプリカユニホームが当たる。

 イベントは3部構成。第1部(午後4~6時)は93年Jリーグサントリーシリーズ第1節名古屋戦をJリーグ公式YouTubeチャンネルで観戦。第2部(午後6~7時)はFW土居聖真によるファン・サポーター交流イベントが行われる。第3部(午後7時~8時49分)は01年Jリーグサントリーチャンピオンシップ第2戦磐田戦をNHK―BS1で観戦する。

 MCはクラブOBの名良橋晃氏、中田浩二クラブ・リレーションズ・オフィサー、河村太朗アナウンサーが務める。ゲストは第1部が黒崎久志アカデミーテクニカルコーチ、第2部がFW土居聖真、第3部が柳沢敦ユースチームコーチ、GK曽ケ端準。

 新型コロナウイルスの感染拡大によりJリーグは中断を余儀なくされている。入場料やスタジアム物販の売り上げが見込めないなど、各クラブが収益減に頭を悩ませる中、鹿島の小泉社長は「(収益が)減っていくのをただ見ているわけにはいかない。物販であればeコマース(電子商取引)、無観客試合であってもクラウドファンディング、投げ銭で収益化を図る」とデジタル戦略で未曽有の危機に立ち向かうと話していた。

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2020年5月14日のニュース