×

マンU、今夏大型補強は困難 ケーン、サンチョ獲得の噂も…ウッドワード副会長「現実的ではない」

[ 2020年4月26日 21:59 ]

 イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドのエド・ウッドワード副会長兼CEO(48)が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で今夏の移籍期間に大型補強を行うことは難しいと語った。25日までに英BBC放送(電子版)など複数の英メディアが伝えた。

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、プレミアリーグは3月13日から中断しており、再開は未定。各クラブが財政面で大きな打撃を受けている状況で、マンチェスターUはトットナムのイングランド代表FWハリー・ケーン(26)の獲得に移籍金2億ポンド(約266億円)、ドイツ1部ドルトムントの同代表FWのジェイドン・サンチョ(20)の獲得に移籍金1億3000万ポンド(約173億円)を投じて補強に動くと報じられていた。

 しかし、ウッドワード副会長は「サッカー界のすべての人が直面している状況において、幻想を抱くべきではない。この夏の移籍市場では、われわれを含めたすべてのクラブが従来のビジネスを行えないかもしれない。われわれの優先事項はチームの成功にあるが、平常時に戻る前に移籍市場のタイミングや財務状況など、サッカー界への影響を見ていく必要がある。これに基づいて考えれば、選手個人の移籍金に数億ポンドを使うとの噂は現実的ではないと言わざるをえない」とコメント。多額の移籍金を伴う補強が難しい状況にあるとの考えを示した。

続きを表示

2020年4月26日のニュース