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鳥栖、20億円の赤字 収支決算を発表 広告収入減収が響き

[ 2020年4月26日 14:44 ]

 J1鳥栖の竹原稔社長が26日、ウェブ会見を開き、2019年度(19年2月~20年1月)の収支決算を発表。当期純損益で約20億円(20億1486万円)の赤字を出したことが明らかになった。前年度も5億8178万円の赤字を出しており、クラブは2期連続の赤字。

 前年(18年度)は約23億円(22億9601万円)を計上した広告収入(スポンサー収入)が、背中スポンサーを務めたモバイル向けゲーム制作会社大手「Cygames」(本社・東京)の撤退などで、約8億円(8億1052万円)に減少。約15億円もの広告収入減収が響き、売上高は前年比マイナス約17億円(16億9621万円)と大幅に数字を落とした。

 竹原社長は約20億円の大きな赤字を「既存株主の中で第三者割当増資をした。増資額は言えないが大きな額」と説明し、これにより資本金を増やしたことで「債務超過は回避した」と強調した。

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2020年4月26日のニュース