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C・ロナウドでも特権なし!外出禁止令破り大人数で練習、当局から警告受ける

[ 2020年4月11日 17:32 ]

ユベントスのポルトガル代表C・ロナウド(AP)
Photo By AP

 ユベントス(イタリア)のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(35)が、故郷のポルトガル・マデイラ島で新型コロナウイルス感染拡大防止の“外出禁止令”を破って自主トレを行い、地元保健当局から警告を受けた。ポルトガルのディアリオ・デ・ノティシアス・マデイラ紙(電子版)が10日までに報じた。

 C・ロナウドは先月9日から故郷のマデイラ島に滞在中。4月8日にマデイラスタジアムで10人前後のスタッフとともに練習をする姿が、同紙など地元メディアで報じられた。新型コロナウイルスの感染拡大でポルトガルでは非常事態が宣言され、大統領令で外出が原則禁止されており、許可されているのは生活必需品の購入、医療機関訪問、単独での運動、ペットの散歩など必要最低限の行動だけとなっている。

 外で複数人が集まる行動は法令に違反しており、マデイラの保健当局は「ロナウドに特別な許可は出していない。トレーニングを行えるのは他の市民のようにルールを尊重する場合だけ。特権はない」と警告した。

 地元メディアによると、C・ロナウドは来週にイタリアへ戻る予定だという。

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2020年4月11日のニュース