コロナ禍に負けない!鹿島VS札幌、DAZN初のJ練習試合配信でサポへ“プレゼント”届けた!

[ 2020年3月22日 05:30 ]

練習試合   鹿島2―4札幌 ( 2020年3月21日    カシマ )

<鹿島・札幌>ゴールを決め、中継のない2本目でも熱いパフォーマンスを見せる札幌・ジェイ(撮影・西尾 大助)
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 新型コロナウイルスの感染拡大による影響でJリーグ公式戦が中断している中、鹿島と札幌が21日にカシマスタジアムで練習試合を行った。試合は45分×2本、35分×2本の形式で行われ、最初の90分間はDAZNで生中継。Jクラブの練習試合がDAZNで配信されるのは史上初で、公式戦再開を待ちわびるサポーターへ両クラブからの粋なプレゼントとなった。

 チームを鼓舞する応援歌も、ゴールに沸く歓声も、失点に落胆するため息も聞こえない。選手の声とボールの音だけが響く空っぽのスタジアムで、鹿島と札幌が激しい打ち合いを演じた。公式戦さながらの熱戦はDAZNで生中継され、ゴールを決めたMFファン・アラーノは「スタジアムで再会できるのを楽しみにしている」と画面の向こうのサポーターに呼び掛けた。

 戦術を分析されることを嫌い非公開とするクラブが多い中、異例ともいえる練習試合の生中継。鹿島関係者は「ファン、サポーターのために何かしたかった。我々の思いに札幌さんも賛同してくれた」と経緯を説明した。DAZNでの生中継が決定したのは試合2日前の19日。準備期間はわずかだったが、鹿島がスタジアム指定管理者のため迅速に会場を確保できたこと、スタジアムに番組制作室が備え付けられていることも後押しした。DF町田は「スタジアムに人がいない寂しさはあるが(中継を)見てくれる人がいるだけでモチベーションが上がる」とうなずいた。

 視察に訪れたJリーグの原博実副理事長は「サポーターがいなくてどうなるの?と思ったが、両チームとも公式戦のような段取りをしてくれた。試合を公開してくれてありがたい」と感謝した。公式戦の再開が見通せない状況で行われた一戦で、ピッチサイドのLEDバナーに掲げられた「ともにこえてみせる」のメッセージが明るく光った。

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