本田のボタフォゴ“デビュー戦”は無観客に　指揮官から司令塔の期待

ブラジル1部ボタフォゴMFの本田圭佑
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　ブラジル1部ボタフォゴは13日、元日本代表MF本田圭佑が加入後初出場する見通しとなっている15日（日本時間16日）のリオデジャネイロ州選手権のホーム・バングー戦が新型コロナウイルスの影響で無観客開催となると発表した。チケットは払い戻しされる。

　Jリーグで鹿島とC大阪を率いた経験があるボタフォゴのアウトゥオリ監督は13日の会見で本田が出場できるか聞かれると「もちろんプレーできる」と明言した上で「彼は常に相手ゴールを意識してプレーする。ボールを受けた時は前を向いて攻撃する準備ができている」と司令塔として期待を寄せた。

　一方で指揮官は、無観客開催については「プロサッカー選手は（新型コロナウイルスに）免疫があるのか？違う人種なのか？意味が分からない。ファンを避けるのなら、他の人も同様にすべき」と疑問を呈した。

　2月にボタフォゴに加入した本田は、デビュー予定だった10日のブラジル杯パラナ戦を風邪のため欠場した。