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快勝発進した“母校”静学にカズ魂注入!33年ぶり高校サッカー観戦で

[ 2019年12月31日 15:18 ]

静岡学園の試合観戦に訪れた三浦知良
Photo By スポニチ

 横浜FCのFW三浦知良(52)が“母校”の静岡学園に不屈の「カズ魂」を注入した。全国高校選手権1回戦が行われた12月31日、カズが静岡学園―岡山学芸館戦(駒沢)を電撃観戦した。高校サッカーを観戦するのは65回大会決勝、東海大一(静岡)―国見(長崎)戦のゲスト解説を務めて以来、33年ぶりだったという。

 試合は序盤から静学が猛攻。MF井堀二昭(3年)がハットトリックを決めるなど6―0で快勝発進した。カズ自身、高校1年の途中でブラジルに留学したが、在学当時に監督を務め、今もコーチを務める井田勝通氏とも再会をはたした。「試合前に井田さんと話したら“面白い試合をするよ”と言ってました。その通りの試合になった」と嬉しそうだった。

 試合後には静学のロッカーも訪ね「素晴らしい試合を見せてもらいました。(2回戦以後も)コンディションを整えて頑張って下さい」と感謝とエールを伝えた。実は、静岡学園が初出場した第55回大会初戦(対都城工)も当時、小学4年だったカズは観戦し、6―0で初戦を突破、準優勝している。まさに快進撃を予感させる船出となった。

 「静学らしい個人技もたくさん見られた。ボールの持ち方もいいし、技術もしっかりしている。勉強になります。いい刺激をもらいました」とカズ。最後まで後輩たちの躍進に目を細めていた。

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2019年12月31日のニュース