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G大阪 倉田“口火”の先制弾も悔しさ「なんで最初から出せへんかったんやろ」

[ 2019年10月5日 00:51 ]

明治安田生命J1第24節   G大阪5―0札幌 ( 2019年10月4日    パナスタ )

<G大阪・札幌>後半12分、先制点を決めガッツポーズのG大阪・倉田(撮影・後藤 大輝)
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 背番号10は自戒の念を込めて口にした。「きょうのスピリットをなんで(シーズン)最初から出せへんかったんやろ。こういう熱い試合が続けられていれば、この順位にはいない」。今季最多5得点の“口火”を切る先制点を挙げたMF倉田秋(30)は喜び以上に、悔しさをにじませた。

 圧巻のパフォーマンスだった。後半12分、FWアデミウソンのクロスを左足で合わせて今季6得点目。同16分には左サイドでタメを作ってから宇佐美の2点目を演出した。さらに43分には高い技術を見せてDF藤春のゴールをアシスト。アデミウソンと同じく3得点に絡み、MVP級の活躍を見せた。

 C大阪とのダービーに敗れた鬱憤を晴らすかのような快勝劇。だが納得できるはずがない。「次が大事なんで」。9日にはルヴァン杯準決勝・札幌戦。今年残された唯一のタイトル奪取へ向けて、気を引き締めた。
 

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2019年10月4日のニュース