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森保J、海外組過去最多の20人 W杯アジア2次予選23選手発表

[ 2019年10月4日 05:30 ]

質問に答える森保監督(撮影・村上 大輔)
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 日本協会は3日、W杯アジア2次予選モンゴル戦(10日、埼スタ)、同タジキスタン戦(15日、ドゥシャンベ)に臨む日本代表23選手を発表した。初招集はなく、海外組は前回の19人を抜き、史上最多の20人。攻撃陣の中核となるザルツブルクのMF南野拓実(24)は2日に行われた欧州チャンピオンズリーグの1次リーグ第2戦で昨季王者のリバプール相手に大会初ゴールを決め、W杯アジア2次予選に弾みをつけた。 日本代表メンバー  日程&結果

 太腿負傷の大迫勇也(29=ブレーメン)の「代役」を立てるのではなく新たなオプションで勝負する。森保監督がポストタイプの大迫を欠くFW陣に招集したのは、50メートルを5秒台で走るスピード系の永井謙佑(30)と、浅野拓磨(24)、本職はトップ下の鎌田大地(23)という3人。「FWのタイプが違うというのは戦うオプションが増える。戦う幅が広がるのは良いこと」と話した。

 格下相手の試合では相手が守備ラインを引くケースが多い。永井と浅野は特長のスピードをどう生かすか。東京五輪OA枠候補にも挙がる鎌田は得点能力とパスセンスを武器にゼロトップに近い布陣も考えられる。指揮官は「彼らの持ってるものをチームで生かせると思う」と話した。

 海外組は史上最多の20人を招集。今回も初招集ゼロの“ガチ布陣”となった。タジキスタンまでは直行便はないが、一部区間でチャーター便も利用し、万全の態勢を整えた。「いろいろな状況の中、最善の判断を持ち、柔軟に戦ってほしい」と指揮官。絶対的エース不在の戦いも「柔軟」に乗り切る。

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2019年10月4日のニュース