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南野、欧州CL初ゴール!リバプールも仰天の弾丸ボレー

[ 2019年10月4日 05:30 ]

欧州CL1次リーグE組・第2戦   ザルツブルク3―4リバプール ( 2019年10月2日 )

ザルツブルクからリバプールへ移籍する南野拓実(AP)
Photo By AP

 一人の日本人選手の活躍で、敵地のアンフィールドが静まりかえった。南野は欧州王者リバプール相手に1ゴール1アシストを記録。惜敗したものの、フットボール発祥の地で強烈なインパクトを残した。

 1―3の後半11分。FWファン・ヒチャンが左サイドを突破すると、南野は手を挙げてボールを要求。ゴール右手前でクロスを待ち構えると右足でダイレクトに叩き、強烈なシュートをゴール左に突き刺した。日本人8人目となるCL初ゴール。圧巻のダイレクトボレーに敵将のクロップ監督も苦笑い。後半15分にはペナルティーエリア内でパスを受け、素早くクロスを送って味方の同点弾をアシスト。欧州屈指の強豪と堂々と渡り合った。

 現地メディアも南野の活躍を、驚きをもって伝えた。3日付のデーリー・ミラー紙(電子番)は「リバプールサポーターがクラブに南野の獲得を要求」との見出しで報道。「彼は別格」などのサポーターの声を紹介し、「サポーターが冬の移籍期間に南野の獲得を要求している」と報じた。

 6日にリーグ戦を終えたあと、W杯アジア2次予選に臨む日本代表に合流する。森保ジャパンではFW大迫に並ぶ最多7得点をマーク。今回は大迫が負傷の影響で外れており、最多スコアラーにかかる期待は大きい。3日には自身のSNSを更新し、「海外移籍してほぼ5年。今自分が成長しているかどうか試す最高の舞台があることがうれしい。でももっと成長したい」と決意をつづった。次は日の丸に袖を通し、22年W杯カタール大会につながる道を駆ける。

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2019年10月4日のニュース