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FC東京 勝ち点「1」で首位守った “地獄のロード”1勝2分け1敗で折り返し

[ 2019年9月30日 05:30 ]

<松本・FC東京>引き分けに終わりガックリ引き揚げる永井(左から3人目)らFC東京イレブン
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 明治安田生命J1第27節は29日、2試合が行われ、FC東京はアウェーで松本と0―0で引き分けた。シュート9本を放ち、決定機もつくったが最後まで相手ゴールを割れず。アウェー8連戦を折り返し、1勝2分け1敗となった。前日に鹿島が札幌と引き分けたため暫定で首位を明け渡していたが、勝ち点1を積み上げてトップの座をなんとか死守した。

 1点が遠かった。試合終了の笛が響くと、FC東京の日本代表MF橋本は天を仰いだ。「正直、悔しい。勝たないといけなかった。ただ自分たちのサッカーはできている。あとは得点だけ…」。17位の松本相手にスコアレスドロー。過去3戦全勝と相性抜群の相手に初めて勝ち点を与えた。

 チーム全体でシュート9本を放った。後半18分、パスに抜け出した日本代表FW永井が右足を振り切った。しかし、決定機は相手GKに防がれた。攻め立てるも、ペナルティーエリア内に守備の人数をそろえる松本を最後まで攻略できなかった。

 アウェー8連戦で勝ち点を積み上げるペースが鈍り、前日に暫定で鹿島に抜かれた。それでも勝ち点1を得て、辛くも首位の座を守った。“地獄のロード”も残り4試合。悲願の優勝へ、耐えどころがやってきた。

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