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堂安、オランダ強豪PSV移籍!念願ステップアップ果たす

[ 2019年8月29日 05:30 ]

日本代表のMF堂安律(撮影・大塚 徹)
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 オランダ1部PSVアイントホーフェンは27日、日本代表MF堂安律(21)をフローニンゲンから獲得することで合意したと発表した。メディカルチェックなどを経て正式契約を結ぶ。PSVはリーグ優勝24回を誇るオランダ屈指の強豪。今季、欧州CL予選で敗れて本戦に出場できないが、1988年に前身の欧州チャンピオンズ杯では優勝している。堂安は今オフに帰国した際には「(試合に)出られることが保証されるところじゃなく勝負したい」と話しており、念願のステップアップを果たす形となった。

 堂安はG大阪から17年夏にフローニンゲンへ期限付き移籍すると、加入1年目からリーグ9得点を挙げ、ブレーク。昨年9月には日本代表デビューを果たし、森保ジャパンの常連に成長した。東京五輪でも活躍が期待されている。PSVのディレクターを務めるデヨング氏はクラブ公式サイト上で「万能なアタッカーと契約したかった。堂安は我々の理念に完璧にフィットしている」と能力を高く評価した。

 ▽PSVアイントホーフェン オランダを代表する工業都市アイントホーフェンをホームタウンとし、1913年創設。クラブカラーは赤と白。オランダ屈指の名門で、リーグ優勝24回、国内カップ戦優勝9回達成。88年に欧州チャンピオンズ杯を制した。かつて元ブラジル代表FWロナウドや元オランダ代表FWロッベンらも在籍。監督は元オランダ代表MFファンボメル氏。ホームはフィリップス・スタジアムで収容人数3万5000人。

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2019年8月29日のニュース