神戸に新加入のGK飯倉　移籍後初出場初先発も2失点に「いろいろと課題が多い」

明治安田生命J1第21節   神戸2―2G大阪 （ 2019年8月2日    ノエスタ ）

　横浜から神戸に新加入したGK飯倉大樹（33）が、2日のホームG大阪戦（ノエスタ）で移籍後初出場初先発を果たし、試合後には「いろいろと課題が多い」と口にした。

　前半8分に1本のロングパスから抜け出されて先制点を献上。後半8分にも、敵陣でのミスからカウンターを食らい、2点目を奪われた。結果的に2点差を追いつき引き分けに持ち込んだとはいえ、守護神はチームの「課題」のひとつに守備面を挙げた。

　「ファーストディフェンダーが決まっていない状況で、ハイラインにしてしまうのはリスクが高い。（シュートを）止めるのが僕の仕事ですけど、あまりにイージーに失点をしてしまうとゲームが難しくなる」

　21試合を終えて失点数はリーグワースト2位の「38」。現在は暫定14位で残留争いに巻き込まれており、守備の立て直しが浮上のカギとなっている。