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【川本治 視点】“チャンスメーカー”と決めて取り組むべき時

[ 2019年8月2日 05:30 ]

アウディ杯3位決定戦   Rマドリード5―3フェネルバウチェ ( 2019年7月31日    ドイツ・ミュンヘン )

<R・マドリード・フェネルバフチェ>後半、交代を待つ久保(右はジダン監督)(撮影・沢田 明徳)
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 2日連続の試合でベンチスタートということはまだまだだと判断されたということ。それでも16~17分間だったが、いいアピールができた。後半43分には右足でシュートしたが、前日の“課題”を修正していた。

 ポジションは前日の右ワイドから真ん中に変わったが、ジダン監督は適性を見ていると思う。ワイドはプレッシャーも少なく、視野も180度でいいが、真ん中はプレッシャーもきつく、視野も360度必要。カットインして左足でシュートすることを考えれば右ワイドがいい。モドリッチと一緒に交代出場したが、一緒にプレーしたことで、練習では得られないものを肌で感じたはずだ。

 今後はチャンスメーカーかゴールゲッターか自分の中で決めて取り組んだ方がいい。体格的にはチャンスメーカーだろう。この2試合でボールを失ったりパスミスする場面があったのでそこを修正し、決めるときに決められればすぐにチャンスが来ると思う。 (元ジェフ市原強化部長)

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2019年8月2日のニュース