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バルサNo.2 安部を高評価「スタイル合致」

[ 2019年7月23日 05:30 ]

フォトセッションで笑顔を見せるグリーズマン(左)とラキティッチ  (撮影・大塚 徹)                                                                                                                                              
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 23日に開幕する「Rakuten Cup」に参加するため来日中のバルセロナの実質No・2に当たるジョルディ・カルドネル第1副会長が都内でイベントに出席。新加入の安部について「バルサのボールを動かすスタイルに合致する」と能力を高く評価した。

 さらに「私たちの選手には全員、優れた育成システムが適用される」と成長支援に自信を見せた上で、「代表での存在感を高めていってほしい」とも話し、日本協会側に拘束力のない来年の東京五輪出場について、クラブとして完全バックアップする考えを示した。

 安部はこの日、17日に右でん部を痛めた影響で全体練習に参加せず。今日の初戦チェルシー戦の出場は微妙な状況となった。

 ≪ラキティッチは「ちょっと内気」≫チェルシー戦の前日会見では、新加入の安部に関する質問が飛び出した。出席したクロアチア代表MFラキティッチは、「ちょっと内気なところがあるように見受けられる」と言葉の問題を理由に壁を感じている様子。それでも「バルサファミリーとしてはとても歓迎している。一緒に質の高いプレーをして楽しみたい」と競演を待ちわびた。

 ≪元ブラジル代表DFベレッチ氏「まず自信を」≫バルセロナのレジェンドで元ブラジル代表DFのベレッチ氏(43)が都内のイベントに参加、新加入の安部にメッセージを送った。成功の秘けつにはチームに溶け込むことを第一に挙げた。「まずは自信を持つことだが、難しくはないよ。ロッカー室に一歩入ればフレンドシップの高いメッシやピケがいる。バルサはさまざまな才能がコラボしてできている。大きな力になってくれる」と話した。

 ≪Aマドリードから加入 グリーズマン デビュー心待ち≫会見に同席したAマドリードから加入したフランス代表FWグリーズマンは「移籍に大変満足している。早くプレーしたい」とデビューを待ちわびた。移籍についてはAマドリードが公式サイトでバルセロナを批判する声明を出すなど物議を醸しており、会見では海外メディアから質問が殺到。本人は「バルサの戦術になじむことを考えている。心はこちらにある」と落ち着いた様子で話した。

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2019年7月23日のニュース