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冨安健洋 ボローニャ入団会見 イタリア語であいさつ「トミと呼んでください」

[ 2019年7月23日 22:47 ]

ボローニャで入団会見を行った冨安
Photo By スポニチ

 イタリア・セリエAのボローニャに加入した日本代表DF冨安健洋(20)が23日、本拠地のボローニャで入団会見を行った。冒頭にイタリア語で「初めまして、私は冨安です。トミと呼んでください。FCボローニャでカルチョに挑めることを嬉しく思っています。長く皆さんと一緒に残れることを望んでいます」と自己紹介し、地元記者から拍手が送られた。

 シントトロイデン(ベルギー)からボローニャ移籍を決めた理由について「クラブの熱意を強く感じた」とした上で、イタリアサッカーについては「守備の戦術が細かく、整っている。それに応じてストライカーのレベルも高い。細かい守備の個人戦術を学びたい気持ちもあってボローニャを選んだ」と説明した。

 17日にチームに合流し「(チームメートに対する)第一印象が大事だと思ったので、ダンスを披露した」とつかみの“一発芸”を行ったことを明かした上で「コミュニケーションが必要なので、イタリア語を早く習得したい」と語った。

 新天地で目指す選手像については「チームを後ろからまとめるリーダーシップを持った選手になりたい。僕がいれば安心という存在感のある選手になりたい」。20日の練習試合では右サイドバックで途中出場。本職のセンターバック以外でのプレーについても前向きで「試合に出ないと成長できない。試合に出ることが第一目標。開幕までの1カ月が重要な時間なのでできるだけのことをやりたい」と開幕スタメン奪取へアピールすることを誓った。

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2019年7月23日のニュース