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磐田 J1最年長の俊輔が存在感 73分間でボールタッチ数42回

[ 2019年2月6日 22:07 ]

清水との練習試合に出場した中村俊輔
Photo By スポニチ

 磐田は6日、キャンプ中の鹿児島市内で清水と練習試合を行った。45分×3本で行われ、1〜2本目はともに主力組が中心でプレー。その中で磐田はJ1最年長となった元日本代表MF中村俊輔(40)が存在感を見せた。1本目から計73分間プレーし、2本目の21分にはFWロドリゲスの先制点の起点となった。中央から素早く左のDFエレンに展開。そのエレンが左足で鋭い正確なクロスを中に供給し、最後は新戦力のルクセンブルク代表FWが頭でたたき込んだ。

 中村はこだわりの強いトップ下でプレーしCKからも好機を演出。「シュートに行く怖さが足りない。そこが課題」と話したものの、なるべく高い位置をキープし「(プレーを)スピードアップするというのは出来たと思う」と手応えも口にした。昨季は6月にメスを入れた古傷の右足首痛に悩まされたが、復活を期す今季へ、早くも健在ぶりを披露。名波監督によれば中村は73分間でボールタッチ数は指揮官も満足の42回だったという。

 試合は中村がピッチを退いた2本目の40分に清水が左CKからDFヴァンデルが頭で決めて同点に追いつき、3本目に楠神、西沢が決め3―1で勝利。それでも名波監督は「1〜2本目はぜんぜん(良かった)。練習でやっていることを実戦して、変化を起こそうとしている。守備も締めは良かった」と、順調な仕上がりを強調した。

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2019年2月6日のニュース