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浦和、サポ350人が決勝進出後押し 5日に天皇杯準決勝

[ 2018年12月5日 05:30 ]

大勢の浦和サポーターが見守る中、練習に向かう槙野(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 浦和は5日の天皇杯準決勝・鹿島戦に向けた前日練習を行ったが、練習場は360度、83枚もの横断幕に囲まれ、平日にもかかわらず約350人のサポーターが駆けつけた。応援旗が振られ「浦和レッズ!」のコールも。オリヴェイラ監督は思わず「アメージング!」と感嘆の声を上げた。

 これぞ、オズの魔法使い。通常は非公開の前日練習を公開し、指揮官はサポーターの来場や応援旗の持ち込みなども呼びかけた。宿敵との一戦を前に士気を高めるためのクラブ初の試みだった。約100人のサポーターが早朝6時から準備を始め、最高の雰囲気をつくりあげた。クラブ関係者も見たことのない光景が広がった。

 主将の柏木が「全力でタイトルを獲りにいく」と言えば、槙野も「サポーターも戦ってくれている。僕らはピッチ上でそれ以上のものを見せたい」と魂を震わせた。5日はオリヴェイラ監督の68歳の誕生日。12年ぶり天皇杯制覇、来季ACL出場権獲得へ、赤い悪魔の士気は最高潮に達している。

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2018年12月5日のニュース