渋滞にはまった日本代表　槙野、麻也がＳＯＳ「皆さんの力が必要です。バスを通して下さい」

＜日本・ベネズエラ＞周辺道路の渋滞で遅れて会場入りする吉田（中央）ら選手（撮影・椎名　航）
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　１６日午後７時半キックオフのサッカー国際親善試合・日本代表―ベネズエラ代表戦（大分銀行ドーム）で、両チームが到着予定から大幅に遅れて会場入りするアクシデントがあった。

　日本代表は午後６時到着予定だったが。乗ったバスはパトカー４台に先導され、キックオフ約４０分前の同６時４８分になんとかたどり着いた。ベネズエラ代表も同様に遅れ、同６時４３分に会場に到着した。

　ＤＦ槙野智章（３１＝浦和）は午後６時過ぎに更新した自身のツイッターで「これから代表戦。だが、大渋滞でスタジアム入り出来ていない。皆さんの力が必要です。バスを通して下さい。すいません…お願いします！」と悲痛な叫び。ＤＦ吉田麻也（３０＝サウサンプトン）も槙野のツイートに「大分自動車道スタジアムへ向かうみなさん右側車線あけてください！」と付け足す緊急事態となった。

　森保一監督（５０）率いる日本代表は初陣から３連勝中で、ベネズエラ戦は森保体制４戦目。本来初戦になるはずだった９月７日のチリ代表戦（札幌ドーム）が前日６日に発生した北海道胆振（いぶり）地方中東部を震源とする最大震度７の地震の影響で中止になっている。