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川崎F・鬼木監督 鹿島戦もチャレンジャー精神で臨むことを強調

[ 2018年10月5日 17:35 ]

 リーグ連覇を狙う川崎Fの鬼木達監督(44)が、7日のアウェー鹿島戦もチャレンジャー精神で臨むことを強調した。

 9月29日のアウェー長崎戦に2―1で勝利し、広島に勝ち点で並び得失点差で第4節終了時以来159日ぶりのとなる首位に立った。残り6試合、首位として迎えるライバル鹿島との大一番。相手はリーグ戦3連勝と調子を上げているとあって指揮官は「今鹿島は良い状態ですし、そういうときにやれるのはやりがいがある」とし「でも首位には立ちましたけど、うちはあくまでもチャレンジャー精神で。そこなくしては鹿島には勝てないと思う」と、気持ちの部分が試合を大きく左右することを強調した。

 この試合はMF家長が累積警告で出場停止。中村らとともに今季もチームを引っ張る大黒柱を欠くことになる。チームにとっては痛手だが、指揮官も「ここ最近は調子が良かった」と家長の働きを讃えながらも、昨季も主力の不在時に日替わりヒーローが誕生するなど穴埋めがきっちり出来ていたとあって「その分、誰かが出てくると思っている。それが自分のスタンスだし、期待しています」と今回も新たなヒーローの誕生に期待をかけた。

 鹿島は3日にACL準々決勝の水原(韓国)との第1戦(3―2勝利)を戦っており、相手にとって川崎F戦は中3日。一方の川崎Fは長崎戦でハード日程での3連戦を終え、この試合は中7日と万全の態勢で迎える。鬼木監督は「やりたいことはある程度できた」と、自信をのぞかせた。

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2018年10月5日のニュース