川島「家族のためにも仏に残りたかった」　ストラスブール入団会見、代表にも意欲

ロシアＷ杯で声援に応える日本代表ＧＫ川島（撮影・西海　健太郎
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　フランス１部ストラスブールに１年契約で加入したＧＫ川島永嗣（３５）が３０日、入団会見を行った。クラブ公式サイトなどが伝えた。背番号は１６に決まった。

　川島は２シーズンプレーしたフランス１部メッスを昨季限りで退団。新天地に同じリーグを選んだ理由について「他からもオファーはあったが、特に家族のためにもフランスに残りたかった」と流暢なフランス語で説明した。

　メッス時代の昨季リーグ戦でストラスブールとは２度対戦し、昨年１２月にはホームで３―０での完封勝利に大きく貢献。今年４月に２―２で引き分けたアウェーでもプレーしており「スタジアムの雰囲気が凄く良かった。オファーを受けた時に、すぐに良い選択肢だと思った」と新天地の印象を語った。

　現地メディアでは第３ＧＫで加入と伝えられているが「大事なのはチーム。健全な競争でＧＫ全員がレベルアップすれば（チームが）昨季より良い成績を残せる」とチームファーストを強調。今回選ばれなかった日本代表については「代表でプレーすることは全ての選手の夢。必要とされるならプレーしたい」と意欲を示した。