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DF吉田麻也 海外相手でも制空権譲らん!プレミアでの経験生かす

[ 2018年6月5日 10:30 ]

侍 俺の武器

空中戦で日本代表ナンバー1の勝率を誇る吉田(奥)
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 フィジカルに劣る日本の“防波堤”となるのはDF吉田だ。ハリルジャパンが発足した15年3月以降、国際Aマッチでの空中戦は150回あり、116回で勝利。日本代表No・1の勝率77・3%を誇る。

 日本人最長となるプレミアリーグ在籍6年。常時、元スウェーデン代表FWイブラヒモビッチやベルギー代表FW、R・ルカクら屈強なFWと対峙してきた。W杯ロシア大会1次リーグで対戦するコロンビア、ポーランド、セネガルは空中戦で押し切るスタイルの国ではないが、体のぶつけ方、ポジショニング、予測…。単純なエアバトルだけではなく、そこに至るまでの準備段階で磨きがかかっている。

 初出場となった14年W杯ブラジル大会初戦コートジボワール戦では、クロスからヘディングで2失点。痛恨の逆転負けを喫し、1次リーグ敗退の流れができてしまった。その悔しさを晴らす舞台が、ロシアとなる。

 ◆吉田 麻也(よしだ・まや)1988年(昭63)8月24日生まれ、長崎県出身の29歳。名古屋U―18から07年にトップ昇格。10年1月にVVVフェンロ(オランダ)、12年8月にサウサンプトン(イングランド)へ移籍。09年12月21日のアジア杯最終予選イエメン戦でA代表デビュー。国際Aマッチ通算81試合10得点。1メートル89、85キロ。

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2018年6月5日のニュース