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豪雨の中で…代表合宿 初日からピリピリ 西野監督「予定通り」も協会スタッフ「知りませんでした」

[ 2018年6月4日 05:30 ]

国際親善試合   日本-スイス ( 2018年6月8日    ルガノ )

雨の中での調整を終え、笑顔で引き揚げる西野監督
Photo By 共同

 西野ジャパンが緊急トレを行った。ミュンヘン空港から陸路でゼーフェルトの宿舎に到着したのは現地時間2日午後7時。その30分後には、選手、スタッフ全員がバスに乗り込んで練習場へ向かった。気温14度。時折、雷鳴も聞こえてくる豪雨の中、ランニングやストレッチなどを40分ほど消化した。西野監督は「予定通り。(到着が)遅延ならやらなかったですけどね」と涼しい顔で語ったが、協会スタッフは「知りませんでした」と予定には組み込まれていなかったことを示唆した。

 危機感の表れだ。初陣のガーナ戦で惨敗。残るスイス、パラグアイとの親善試合で選手を見極める。西野監督は「少しゲームに遠ざかっているメンバーもいる。全員、使いたいなと思う」と2試合で23人を試運転する構えだ。「いや応なく緊張感が高まってくる」と指揮官。到着初日から西野ジャパンにはピリピリ感が漂っている。

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2018年6月4日のニュース