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中島 逆転W杯引き寄せた!15分でチーム最多シュート3本

[ 2018年3月28日 05:30 ]

国際親善試合   日本1―2ウクライナ ( 2018年3月28日    ベルギー・リエージュ )

<日本・ウクライナ>後半、ドリブルで攻め上がる中島(右)
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 今遠征、唯一の収穫が中島だった。後半34分にピッチに立つと、アディショナルタイムに得意のドリブルで仕掛け、FKを獲得。そのキッカーとしても蹴ったシュートは惜しくもGKにはじかれたが、約15分の出場でチーム最多3本のシュートを放った。ハリルホジッチ監督が会見で「中島は一つの発見だった。多くの人にはサプライズになったかもしれないが、我々は長い間、追跡していた。2試合とも途中出場だったが、良い、満足できるものだった」と名前を挙げて高評価するほどだった。

 代表デビュー弾となった23日のマリ戦に続いて2戦連発こそならなかったが「次は日本が勝つために貢献する」と話していた通り果敢にゴールに迫った。FC東京時代には大久保嘉人(現川崎F)から「パスを出せ」と叱責されても、ひたすらドリブルで得点を求めた。どんな状況でも自分の持ち味を消さない強心臓ぶりが、成功の秘けつだった。初招集のA代表でも臆せずインパクトを残し、逆転メンバー入りへの道は開けてきた。

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2018年3月28日のニュース