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ハリル監督「だいたい2、3人はケガをする」と26選手招集 森重は「励ますために呼ぶ」

[ 2018年3月15日 17:05 ]

報道陣の質問に答えるハリルホジッチ監督
Photo By スポニチ

 日本サッカー協会は15日、今月ベルギーに遠征してマリ代表(23日)、ウクライナ代表(27日)と国際親善試合を行う日本代表メンバー26人を発表した。

 チームを率いるバヒド・ハリルホジッチ監督(65)は今季ポルトガルリーグで9得点7アシストと活躍しているFW中島翔哉(23=ポルティモネンセ)を初選出。FW本田圭佑(31=パチューカ)が昨年8、9月のワールドカップ(W杯)アジア最終予選以来半年ぶりとなる代表復帰を果たす一方で、MF乾貴士(29=エイバル)やMF井手口陽介(21=スペイン2部クルトゥラル・レオネサ)、FW浅野拓磨(23=シュツットガルト)らは落選した。

 指揮官は、17試合連続スタメンを果たすなどコンスタントにスペイン1部リーグで試合に出場し続けている乾の招集外について「原口、中島を彼の代わりに呼んだ」と説明。所属クラブで出場機会を失っている井手口と浅野の状況に関しては「私にとっては悲しい出来事だ」とし、「このような状況が続けばW杯本大会でもリストに入らない可能性がある」と奮起を促した。

 また、ハリルホジッチ監督は26人の選手を招集したことについて「前回もそうだが、だいたい2、3人はケガをする」とチクリ。招集メンバーに入ったDF遠藤航(25=浦和)にもアクシデントがあって現在検査中と明かしたが、「バックアップ選手は用意している。問題はない」とした。

 昨年7月末に左腓骨筋腱脱臼で全治4カ月の重傷を負ったDF森重真人(30=FC東京)については「すぐ使うわけではない。励ますために呼ぶ」と説明。半年ぶりの招集となった本田に関しては「単純にいいプレーをしてほしい」と期待していた。

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2018年3月15日のニュース