元ブラジル代表ＭＦカカー、現役引退　Ｗ杯に３度出場

　国際親善試合前の練習で手を振るカカ＝２０１４年１０月、北京
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　元ブラジル代表のＭＦカカー（３５）が現役引退を表明した。３年間プレーした米ＭＬＳオーランドを１０月に退団していたが、１７日に母国のグロボＴＶで「今がプロ選手としてのキャリアを終える時だという結論に達した」と明かし、引退後については「監督やディレクターなど、別の形でクラブに関わりたい」と希望した。

　カカーはブラジル代表で９２試合２９得点をマークし、Ｗ杯は優勝した０２年日韓大会から３大会連続で出場。ＡＣミランでは０６〜０７年の欧州ＣＬ制覇に貢献し、０７年にバロンドール（世界最優秀選手賞）とＦＩＦＡ年間最優秀選手賞をダブル受賞した。