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東京五輪世代10番・神谷優太が湘南からJ2愛媛へ「チーム勝たせる力を持つ必要があり」

[ 2017年12月19日 14:57 ]

 来季J1へ昇格する湘南は19日、U―20日本代表MF神谷優太(20)がJ2愛媛へ期限付き移籍すると発表した。移籍期間は2018年2月1日から2019年1月31日まで。その間、神谷は湘南と対戦するすべての公式戦で出場できない。

 山形県山形市出身の神谷は小学校からJ2東京Vのアカデミー(育成部門)育ちで、高校2年だった2015年1月に東京Vユースから青森山田高入りして3年時に全国高校選手権へ出場。16年に当時J1だった湘南入りし、J1リーグ戦14試合に出場(0得点)した。チームがJ2へ降格した今季はJ2リーグ戦7試合に出場(0得点)。2020年東京五輪を目指すU―20日本代表では、森保一監督(49)の初陣となった今月のM―150杯(タイ)にエースナンバーの10番を背負って出場した。

 神谷は湘南を通じ、「湘南ベルマーレでの2年間の時間を経て、いま、自分に一番足りないものは勝負への責任を負うことだと感じています。これから2020年の東京オリンピック出場を目指すことや、その先の未来、目標を考えると、自分がチームを勝たせる力を持つ必要があり、それを得るために今回の決断をしました。この2年間、サポーターの方々をはじめ選手、クラブ関係者の方々にはたくさん助けていただきました。これからは自分が皆さんを助けられる力を身につけられるよう、愛媛で頑張ります。これからも応援宜しくお願いします」とコメント。

 新天地となる愛媛を通じては、「チームをJ1に上げるために愛媛FCでプレーすることを決断しました。まだまだ未熟な部分はありますが、自分がチームを引っ張るという気持ちで、勝利に貢献できるよう努力していきます。ぜひ、皆さんも僕たちと一緒に戦ってください」と談話を発表している。

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2017年12月19日のニュース