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ハリル監督 19日の鹿島ー清水戦を視察 金崎をチェックか

[ 2017年8月18日 17:19 ]

 日本代表スタッフの19日のJリーグ第23節の視察予定が決まり、バヒド・ハリルホジッチ監督(65)が鹿島ー清水戦(カシマ)を視察することになった。9日の第21節、13日の第22節は複数の試合をチェックするため、インターネット配信による“ザッピング視察”を行っており、3節ぶりにJリーグの会場に足を運ぶ。

 W杯アジア最終予選は残り2試合。31日のオーストラリア戦(埼玉)、9月5日のサウジアラビア戦(ジッダ)のどちらかに勝てば6大会連続の本大会出場が決まる。24日にメンバー発表を控える中、右足首痛のFW大迫(ケルン)、右ふくらはぎ痛のFW本田(パチューカ)と1トップ候補の2人が故障中。指揮官は昨年6月7日の親善試合ボスニア・ヘルツェゴビナ戦を最後に招集を見送ってきたFW金崎(鹿島)をチェックするものとみられる。

 金崎は昨年8月の湘南戦で途中交代にブチ切れ、石井監督の握手を拒否。怒声を浴びせる問題行動を起こし、ハリルホジッチ監督も無期限の代表追放処分を明言していたが、3月23日のUAE戦以降は故障者が出た際に追加招集するバックアップメンバーに選んでいる。大一番に向けて背に腹は変えられない状況で、今季8得点と好調のストライカーを約1年3カ月ぶりに招集する可能性が出てきた。

 ボヌベー・コーチは磐田ーC大阪戦(ヤマハ)、手倉森コーチ、浜野GKコーチはG大阪ー柏戦(吹田)、西野技術委員長、モワンヌ・コーチ、ルグシッチGKコーチは浦和ーFC東京戦(埼玉)、早川コンディショニングコーチは川崎ー札幌戦(等々力)を視察する。メキシコ、ドイツには医療スタッフを派遣してケガ人の状態をチェックしており、スタッフ一丸で情報収集にあたる。

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2017年8月18日のニュース