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トリノのミハイロビッチ監督 トッティにラブコール

[ 2017年7月4日 15:22 ]

元イタリア代表FWトッティ
Photo By AP

 J2の東京Vが獲得に乗り出している元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティ(40)に関し、トリノのシニシャ・ミハイロビッチ監督(48)がラブコールを送った。

 ガゼッタ・デロ・スポルト紙のインタビューで、16〜17シーズンを最後にローマのユニホームを脱ぐことになったトッティに対し「私の見解では、彼はもう1年、(ローマで)プレーできたと思う。もちろん、私もトリノでトッティのことを考えたよ。ゲーム開始、試合の途中、ゲームの終盤、トッティというカードを、私は常に持っていたね。彼がローマ以外のユニホームを着るとは私には思えないけど、もしその気があるなら、彼は私の携帯番号を持っているから」と冗談交じりに語った。

 ローマは16〜17年シーズンを最後に、16歳から24年間所属したトッティと契約を更新しないことを決断。契約は6月30日をもって満了となった。ローマは既にローマはトッティに対しフロント入りを打診しており、同サイトはフロントとして6年の契約を用意し、今後はどのような役割を担うかの話し合いを行うとしている。

 来季の新指揮官に決定しているエウゼビオ・ディフランチェスコ監督(47)も、「どんな役職になるかは別に、彼(トッティ)がフロントとしてサポートしてくれるのはほぼ間違いないと思っている」と話している。

 ただ、トッティ自身は周囲に「まだ現役でボールを蹴りたい」などと漏らし、現時点で現役続行か引退か自身の去就を表明していない。東京Vは10年ぶりのJ1復帰への切り札としてトッティをリストアップ。スポンサーの後押しもあり、既に条件提示をしている。トッティ獲得には、親友で、元イタリア代表DFアレッサンドロ・ネスタ氏(41)が指揮官を務める北米リーグのマイアミFCからもオファーを受けていると報じられている。その決断に注目が集まっている。

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2017年7月4日のニュース