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若きドイツ初V!平均年齢23・9歳、来年W杯連覇へ視界良好

[ 2017年7月4日 05:30 ]

コンフェデ杯・決勝   ドイツ1―0チリ ( 2017年7月2日    サンクトペテルブルク )

<ドイツ・チリ>1点を守り抜き、コンフェデ杯初優勝を飾り喜ぶドイツイレブン
Photo By AP

 18年W杯ロシア大会のプレ大会となるコンフェデ杯は2日、サンクトペテルブルクで決勝が行われ、14年W杯ブラジル大会王者のドイツが南米代表チリを1―0で退け初優勝。大会最優秀選手はドイツ主将のMFユリアン・ドラクスラー(23=パリSG)、得点王は前半20分に決勝点を決めたMFラース・シュティンドル(28=ボルシアMG)らドイツ勢が3点で並んだ。

 若きドイツが相手のお株を奪った。前半20分、チリが得意とするハイプレスを仕掛け、相手最終ラインでFWベルナーがボールを奪取。パスを受けたMFシュティンドルが決勝点を決めた。

 「若い選手たちが歴史的偉業を成し遂げた」とレーブ監督。14年W杯優勝経験者はMFドラクスラーら3人だけで“2軍”と呼ばれたチームの奮闘を絶賛した。14年W杯メンバーの平均が年齢で25・7歳、国際Aマッチ出場で42・2試合だったのに対し、今回は23・9歳、8・1試合。貪欲な若手が国際経験を積んで試合ごとにたくましくなった。

 ドイツは6月のU―21欧州選手権でも優勝しており「ドイツには素晴らしい選手がいる。選択肢ができた」と指揮官。連覇を狙う来年のW杯に向けて、若返りとチーム内の競争激化に成功した。

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