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鹿島、逆転8強ならず 川崎F圧勝でACL8年ぶり8強

[ 2017年5月30日 20:54 ]

後半、同点ゴールを決めた広州恒大・パウリーニョ(8)を見つめる 鹿島・昌子
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 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は30日、各地で決勝トーナメント1回戦第2戦が行われ、アウェーの第1戦を0―1で落とした鹿島がホームで広州恒大(中国)に2―1で勝利を収めたが、アウェーゴールの差に泣き、ベスト8進出を逃した。

 アウェーの第1戦を3―1でものにし、突破を決定的にしていた川崎Fはホームで行われた第2戦もムアントン(タイ)に4―1で圧勝。2連勝で2009年以来8年ぶりのベスト8進出を決めた。

 鹿島は前半28分にFWペドロ・ジュニオールがドリブルから右足ミドル弾を決めて先制。第1戦で0―1と敗れたため、90分間で決着をつけるには2点差以上の勝利が必要だったが、後半10分にこぼれ球を押し込まれて1―1と追いつかれ、途中出場のFW金崎が後半ロスタイムにゴールを決めたが、あと1点が遠かった。

 川崎Fは前半31分にFW小林のゴールで先制、同32分にMF長谷川、同40分にMFエドゥアルド・ネットと続いて前半を3点リードで折り返し。後半34分には途中出場していたFWハイネルもゴールして大勝した。

 4チームがACLに出場した日本勢はG大阪が唯一1次リーグで敗退。アウェーでの第1戦を0―2で落とした浦和は31日に逆転での8強入りを懸けてホームで済州(韓国)と対戦するが、突破には2―0で延長戦に持ち込むか3点差以上の勝利が必要と厳しい条件になっている。

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2017年5月30日のニュース