Ｕ２０代表８強逃す　内山監督声震わせ「残念です」堂安「僕たちの責任」

Ｕ―２０Ｗ杯決勝トーナメント１回戦   日本０―１ベネズエラ （ 2017年5月30日    大田 ）

ベネズエラに敗れ肩を落とす日本代表
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　２００７年カナダ大会以来１０年ぶりに大会出場を果たした日本だったが、前回と同じ決勝トーナメント１回戦で敗退。０３年ＵＡＥ大会以来１４年ぶりとなるベスト８進出はならなかった。

　前半２９分、ペナルティーエリア手前右サイドからＭＦ堂安が蹴ったＦＫがクロスバーを直撃するなど再三のチャンスをものにできず０―０のまま延長戦へ突入。延長後半３分、セットプレーからヘディングで決勝点を失った。

　試合後、「大変残念です」と震える声で切り出した内山篤監督（５７）は「選手は１２０分の死闘のゲームで頑張ってくれて、これまでの過程も非常によく頑張ってくれた。残念の一言です」と続けた。

　エースＦＷ小川が左膝に重傷を負い途中離脱するアクシデントもあった今大会。８強入りがかかった試合で再三のチャンスに決め切れなかった１８歳の堂安は「僕たちが得点を取れなかったので僕たちの責任かなと思います」と攻撃陣を代表して一言。「個人的には（今大会で）３得点できたが、チームとして優勝を狙っていたので負けて悔しいです」と唇をかんだ。