ＤＦ金範容、清水へ完全移籍決定、即Ｊ２千葉へ期限付き移籍

　Ｊ１広島からＪ１清水へ期限付き移籍していたＤＦ金範容（キム・ボムヨン、２６）が清水に完全移籍した上でＪ２千葉へ期限付き移籍することが決まった。１３日に３クラブが発表した。契約により、キムは清水と対戦するすべての公式戦に出場できない。

　韓国籍のキムは韓国の建国大から２０１３年にＪ２山形入り。１６年に広島へ完全移籍したが、同年７月から当時Ｊ２だった清水へ期限付き移籍していた。リーグ戦の通算成績はＪ１が２９試合２得点、Ｊ２が３２試合１得点。今季はＪ１リーグ開幕後の３試合で出場がなかった。

　キムは清水を通じ、「今シーズンがまだ始まったばかりにも関わらず、移籍することになり残念な気持ちもあります。清水のサポーターは熱く、試合中もよく声が聞こえてくるので、とても感動したことを覚えています。エスパルスのことをいつも応援しています」とコメント。

　新天地となるＪ２千葉を通じては、「山形や清水でのＪ１昇格経験を活かして、今シーズンは、千葉で昇格達成できるように最善を尽くします。自分が試合に出場することでチームに貢献するだけでなく、日頃の練習からチームにプラスの力を与えられるように努力したいと思います。よろしくお願いします」と談話を発表している。なお、千葉での背番号は３７となる。