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Cロナ9冠!個人では3冠「最高の1年」も「さらに努力続ける」

[ 2017年1月11日 05:30 ]

授賞式でのC・ロナウド(AP)
Photo By AP

 FIFAは9日、スイスのチューリヒで16年の年間表彰式を開き、男子の世界最優秀選手にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(31=レアル・マドリード)を選出。2年ぶり4度目の受賞で、バロンドール(世界最優秀選手)、欧州最優秀選手と合わせて個人3冠を達成した。男子最優秀監督はFW岡崎が所属するレスターをプレミアリーグ初優勝に導いたクラウディオ・ラニエリ監督(65)が初受賞。ベストイレブンはRマドリードから5人、バルセロナから4人とスペイン勢が9人を占めた。

 当然の受賞だった。新恋人ロドリゲスさんを伴って出席した授賞式。C・ロナウドは壇上で銀色のトロフィーに口づけし「自分のこれまでのキャリアで最高の一年だった」と笑顔を浮かべた。

 クラブで欧州CL、クラブW杯を制覇。さらにポルトガル代表を悲願の欧州選手権初優勝に導いた。08年以降はメッシと2人で年間最優秀選手を分け合ってきたが、代表チームでタイトルを獲った上での受賞は初。アルゼンチン代表でまだ無冠のメッシを超えた。

 30代でFIFA年間最優秀選手に輝いたのは91年マテウス(ドイツ)、03年ジダン(フランス)、06年カンナバロ(イタリア)以来、史上4人目。FWでは初の快挙となった。2月に32歳になるが、ストイックに鍛えた肉体に衰えはない。昨年11月に36歳となる21年までRマドリードと契約を延長。41歳までプレーするという目標を掲げており「さらに努力を続けていくよ」と向上心をたぎらせた。

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2017年1月11日のニュース