×

筑波大 13大会ぶりV!中野と北川のハットなどで8−0大勝

[ 2016年12月19日 05:30 ]

サッカーの全日本大学選手権で9度目の優勝を果たし、喜ぶ筑波大イレブン
Photo By 共同

 サッカーの全日本大学選手権決勝が18日、浦和駒場スタジアムで行われ、筑波大が日体大に8−0で圧勝して、2003年以来、13大会ぶり9度目の優勝を果たした。筑波大はFW中野誠也、FW北川柊斗(ともに3年)がそれぞれハットトリックを達成。中野は大会通算8得点で得点王に輝き、MVPも受賞した。

 昨年はともに関東2部リーグでしのぎを削った日体大を下しての優勝。しかも決勝の8点差は、1955年の第4回大会で早大が東北学院大を10−1の9点差で下したのに次ぐ記録。小井土監督は「こんなさまざまなバリエーションの点の取り方ができるんだと驚いた。うれしい、の一言に尽きる」と目を細めた。前主将でJ1新潟のDF早川は急性白血病で闘病中。「応援する気持ちやパワーをたくさんもらった。一緒に戦ってつかんだ結果」と指揮官は早川に感謝した。MF中野も「僕たちは90分間だけど、早川さんは24時間闘い続けている。勇気と、優勝するんだという使命をもらった。次は早川さんが頑張って」と先輩にエールを送っていた。

続きを表示

2016年12月19日のニュース