Ｊ２金沢、元新潟監督・柳下正明氏が来季監督就任

　Ｊ２金沢は６日、来季の新監督として柳下正明氏（５６）の就任が決定したことを発表した。

　柳下氏は静岡・浜名高から東京農業大を経てヤマハ発動機（ＪＳＬ１部）でプレー。引退後は磐田のコーチなどを経て２００３年に監督に昇格。その後、札幌を３シーズン指揮した後、０９年には再び磐田を率い、翌年にはナビスコ杯（現ＹＢＣルヴァン杯）のタイトルを手にした。１２年６月から３年半に渡って新潟で監督を務めたが、昨季限りで退任した。

　クラブを通じて「ツエーゲン金沢からオファーをいただき、感謝しております。攻撃も守備も自分たちからアクションを起こすスタイルを構築し、ゴール前でのシーンを増やして、石川県の皆様に応援してもらえるようなサッカーを目指します。サポーターの皆様の熱いご声援をよろしくお願いいたします」とコメントを発表している。

　金沢は今季２１位と低迷したが、Ｊ２・Ｊ３入れ替え戦ではＪ３で２位の栃木に２連勝してＪ２残留が決定。入れ替え戦前には、５シーズン指揮を執った森下仁之監督（４８）の今季限りでの退任が発表されていた。