“神ってる”蛍　広島カープ応援歌でのバースデー祝福受け結束

手でパスをまわす練習に汗を流す山口（右から２人目）ら日本代表イレブン
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　イラク戦直後の６日夜、埼玉県内の日本代表宿舎で山口の誕生日会が開催された。夕食後にスタッフが用意したケーキが出され、選手、スタッフで祝福。宴会部長の槙野が本田、清武らから一発芸を促されたが「俺も２９歳。植田や大島ら若い選手がやった方がいい」と自重した。志願者が現れずお寒いムードが漂い始めた直後、広島出身の樋渡群通訳が立ち上がった。

　「カープ、カープ、カープ～♪」。トレードマークのスキンヘッドを輝かせて、プロ野球・広島の応援歌を熱唱すると、柏木、森重、西川、槙野ら広島に所属経験のある選手たちも続いた。リーグ優勝を果たした赤ヘル軍団にあやかり、宴は大盛り上がり。２６回目の誕生日にイラク戦で後半ロスタイムの決勝弾を決めた“神ってる”山口は「誕生日より、ゴールより、チームの勝利がうれしい」と語り、チームの結束を強めた。