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U16帰国 久保4強止まり「悔しい」体力と技術の差痛感

[ 2016年10月2日 05:30 ]

U―16アジア選手権から帰国し、質問に答える久保

 U―16アジア選手権で4強入りし、来年のU―17W杯出場権を得た日本代表が1日、成田空港着の航空機でインドから帰国した。準々決勝で右足を負傷したエースFW久保は「何もできずに終わって悔しい。個で勝負できる選手になりたい。90分、同じように戦える体になりたい」と技術、体力面での成長を誓った。

 イラクとの準決勝は相手の激しい圧力で連係を封じられ、持ち味を発揮できなかった。西野技術委員長は「年末に南米のチームと戦える大会がある」と世界基準を体感するため12月に南米遠征を行うことを明かし、新戦力発掘の候補合宿を行う考えも示した。森山監督も「南米、欧州、アフリカ。いろんなタイプの国と対峙(たいじ)して足りないところを埋めたい」と武者修行を熱望。アジア4強に終わった経験を糧に世界舞台へ向けて動きだす。

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2016年10月2日のニュース