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磐田 J1通算350勝へ!敵地2日前入り福岡討ち“必勝態勢”

[ 2016年8月24日 05:30 ]

パス回しで汗を流す上田(左)

明治安田生命 J1第2S第10節 磐田―福岡

(8月24日 レベスタ)
 磐田が不敗神話を守る。24日の福岡戦(レベスタ)に向けて22日午後、現地入り。23日午前は福岡市内で約1時間半汗を流した。前節20日の鳥栖戦(ヤマハ)から中3日の過密日程ながら、スタッフを交えたミニゲームでは笑い声が漏れるなど終始リラックスムードだった。

 試合2日前に現地入りしたアウェー試合はJ2だった昨季から7戦全勝中(昨季5戦、今季2戦)。長距離移動による負担が軽減され、好パフォーマンスにつながっている。MF上田康太主将(30)は「中3日だけど、疲れを考慮して前々泊させてもらえた。ありがたい」と感謝する。

 鬼門突破だ。福岡には14年から5戦勝ちなし(2分け3敗)。相手は年間最下位だが、第2ステージに限れば磐田と同じ勝ち点を挙げている。「(福岡に対し)結果が出ていないのは事実。残留争いのライバルなので、強い覚悟を持って突き放したい」と上田は誓う。

 鳥栖戦で鋭いクロスを連発したDF中村太亮(27)も「勝てば相手は降格に近づく。勝たないと駄目でしょう」。左サイドで対峙(たいじ)する元磐田のMF駒野友一(34)を警戒し「守備でも下がって、攻撃でも顔を出すことを90分やり続けたい」と気合を入れた。天皇杯開幕による中断前の一戦。福岡から60日ぶりの白星を、そしてJ1通算350勝を届ける。

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2016年8月24日のニュース