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ドルトムント香川2発 新戦力加入する中で定位置確保アピール

[ 2016年8月24日 05:30 ]

トリーア戦の前半、先制ゴールを決め喜ぶドルトムントの香川

ドイツ杯1回戦 ドルトムント3―0トリーア

(8月22日)
 ドルトムントのMF香川が4部トリーア戦で今季公式戦初得点を含む2得点で勝利に貢献した。

 4―2―3―1のトップ下でフル出場。前半8分に右足で先制すると、同33分には左足で加点した。クラブ公式戦通算得点が節目の50に到達。新戦力が加入する中で定位置確保をアピールし、27日のマインツとのリーグ開幕戦に弾みをつけた。

 こぼれ球に反応するなど幸運にも見える2得点だったが、正しい位置取りがあるからこそ。「ボールがこぼれてくるのは、はっきり言って運。ああいうダッシュは何百回もしている。2回とも良い形でこぼれて来てうれしい。良いスタートが切れた」と笑顔を見せた。

 クラブは今夏にバイエルンMからゲッツェ、ボルフスブルクからシュールレを獲得するなど攻撃的MFを積極補強。ロイスもいる2列目の定位置争いはし烈を極める。大半の地元メディアが香川を予想先発から外す中、2得点の活躍。27日の開幕戦、さらに9月1日のUAE戦で開幕するW杯アジア最終予選を控え、香川は「開幕戦にスタメンで出ることは凄く大事だと思っているので、しっかり準備をしたい。代表でも大きな戦いが待っている」と意気込んだ。

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2016年8月24日のニュース