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川島 フランス1部メスへの移籍決定「新たなチャレンジが出来る」

[ 2016年8月2日 05:16 ]

メス移籍が決まった日本代表GK川島

 日本代表GKの川島永嗣(33)のフランス1部リーグ・メス入りが決まった。

 クラブの公式サイトで発表されたもので、川島も自身のブログで「今日フランス1部リーグのMetzと2年契約でサインしました。この夏もチームが決まるまで時間がかかりましたが、ここからまた日本人GKとしての新たなチャレンジが始まります。やっぱりGKのマーケットはいつでも一筋縄にはいきませんね」と報告。

 メスは12-13年シーズンに2部からフランス全国選手権に降格したが、翌年2部昇格、さらに昨季2部で3位となり、1部昇格を決めていた。今季初戦は13日と、開幕が迫った中での移籍決定に、厳しさを感じている。

 それでも「フランスリーグはヨーロッパでも5大リーグの一つ。僕の夢でもあったこのヨーロッパの5大リーグで日本人GKとしてプレーする、という夢に一歩近づくことができました。ここからはポジションを勝ち取るとこからスタートですが、Metzというフランスでも歴史のあるチームで、この新たなチャレンジが出来ることが心から楽しみです」前向きな姿勢を見せ、「道のりはまだまだ厳しいと思いますが、とりあえず、の選択肢ではなく、こういった本気のチャレンジができることに本当に感謝したいと思います。今年の夏もチームが決まるまで、かなり苦しい時期でしたが、いつも応援して下さる皆さん、そしてサポートしてくれた方々、いつも支えてくれる家族に心から感謝です」と感謝した。

 川島はスコットランド2部に降格したダンディーUを昨季限りで退団し、新天地への移籍に向けて交渉を進めていた。オランダ1部NECやフランス1部のクラブが有力候補に挙がっていて、7月末に渡欧する際には「オランダやフランスの方で最終的な話になっている。とりあえずロンドンに飛んで、向こうで最終的なものを待って、どうするのかを決める」と語っていた。

 川島は2010年に川崎Fから海外クラブのリールセ(ベルギー1部)に移籍、スタンダール・リエージュ(ベルギー1部)、ダンディー・ユナイテッド(スコットランド1部)を経て、フランスでの新たなリーグに挑む。

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2016年8月2日のニュース