×

ポルトガル 元電気技師監督の“現実路線”が結実

[ 2016年7月12日 05:30 ]

試合後に胴上げされるポルトガル代表のサントス監督(AP)

欧州選手権決勝 ポルトガル1―0フランス

(7月10日 サンドニ)
 ポルトガルはサントス監督の“現実路線”が結実した。

 現役引退後、電気技師として働いた経験もある異色の指揮官はギリシャ代表監督を経て14年に就任。「相手以上に戦い、走る必要がある」と04年決勝で敗れたギリシャのように守備重視で粘り強く戦うスタイルを、批判を浴びながらも貫いた。今大会90分での勝利は準決勝のみ。決勝トーナメントは全てボール支配率で勝る相手に競り勝った。「優勝できると言った私を信じてくれた。素晴らしい選手たち」。控えGK以外の21人を起用し、一丸で頂点に立った。

続きを表示

2016年7月12日のニュース