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U―23岩波 じん帯損傷で全治6週間もリオへ望み

[ 2016年5月28日 05:30 ]

21日のパラグアイ戦で負傷し退場した岩波

 トゥーロン国際大会を途中離脱した神戸のU―23日本代表DF岩波拓也(21)が27日、神戸市内の病院で精密検査を受け、左膝内側側副じん帯損傷で全治6週間と診断された。岩波は1次リーグB組初戦となった21日のパラグアイ戦で負傷し途中交代。チームを離脱し26日に帰国していた。

 全治6週間なら単純計算で7月2日には戦列に戻れる。6月29日南アフリカとの親善試合への出場は困難な状況ながら、手倉森監督は26日にケガ人を戦力として見極める期限として「7月頭に試合に復帰している」ことを条件として示しており、順調に回復すればリオ五輪出場への望みはある。岩波は離脱時に「もう一回この日本代表のユニホームを着て戦えるように、一日でも早く治したい」とコメント。トゥーロン国際大会前には川崎FのDF奈良が左脛骨(けいこつ)骨折の重傷で本大会出場が絶望となっていることもあり、早期復帰が期待される。

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2016年5月28日のニュース