手倉森監督五輪メンバー“最終試験”トゥーロン国際組み合わせ発表

トゥーロン国際大会の組み合わせが発表され、五輪選手選考に大きく影響する考えを示した手倉森監督

　Ｕ―２３日本代表が出場するトゥーロン国際大会（１８日開幕、フランス）の１次リーグ組み合わせが発表された。日本はパラグアイ（２１日）、ポルトガル（２３日）、ギニア（２５日）、イングランド（２７日）と同じＢ組に入った。

　第２戦で対戦するポルトガルはリオデジャネイロ五輪本大会にも出場が決定しており、手倉森監督が「一番強いと思う」と話す優勝候補。日本の立ち位置を測る意味でも重要な一戦となる。

　この日、鳥栖―湘南戦を視察に訪れた指揮官は「対戦国のスタイルに対し、誰が特長を発揮できるかを見極める大会にしたい。足りないものをオーバーエージ（ＯＡ）で補うかの判断材料にするつもり」と、この大会での選手のプレーぶりがＯＡ枠を含めた本大会出場メンバー選考に、大きく影響を及ぼす考えを示した。