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G大阪 宇佐美&遠藤でACL1次リーグ“奇跡の扉”開く!

[ 2016年4月19日 05:30 ]

ACL水原戦に向け抱負を語る宇佐美(左は長谷川監督)

ACL1次リーグG組 G大阪―水原

(4月19日 吹田ス)
 G大阪は19日、ホームでACL1次リーグ・水原(韓国)戦を迎える。2敗2分けで最下位。崖っぷちに追い込まれたチームを救えるのは、やはり宇佐美と遠藤の2人だ。冒頭15分公開の新スタジアムでの最終調整。軽快なボール回しを行うなど、決戦へイメージを膨らませた。

 メルボルン・ビクトリー(豪州)の結果次第ではACL敗退が決定。だが水原戦に勝たなければ突破の可能性すら生まれない。0―1で敗れたホーム・柏戦から中3日。できる努力は全てした。

 その一つが練習場だ。当初は通常の練習場だったが17日夜に変更。新スタジアムでは今季公式戦1勝4敗1分けと相性が悪いが指揮官は「最近タカシのキック精度が落ちている。芝生の長さや慣れを促すためにチョイスした」と別の理由も明かした。FKキッカーを務める宇佐美の感覚を取り戻させる狙いがあった。

 また遠藤には「疲れはたまっているだろうけど中心になってほしい」(長谷川監督)と伝え、大一番での奮起を求めた。宇佐美が「結果を出したい」と意気込めば、遠藤は「良いビルドアップして崩す」と平常心。指揮官の思いに応え、Wエースが奇跡の扉を開く。

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